お手伝いをしなさい、と昔の親はよく言ったものですが、子どもにとっては何をすればいいかわからないし言われるのが面倒だった記憶があります。
子育てで上手にお手伝いをさせるコツは、自分の仕事に誇りを持たせること、自分が家族の役に立っていると実感させることです。
やること自体は、最初は簡単で構いません。
たとえば朝、新聞受けから新聞を取ってくるなどです。
大事なのは気まぐれで行うのではなく、毎日必ず自分の仕事として行わせましょう。
「自分がやらなければ家族が新聞が読めない」「朝の忙しいときに自分が新聞を取ってくることで、家族が助かる」という気持ちがお手伝いの原動力になります。
なので、「ありがとう」「たすかるよ」ときちんとお礼を伝えることが大事です。
うっかり忘れたときの催促も、子どもの性格などをよく考えて行いましょう。
間違っても「サボったでしょう」などという言い方はいけません。
子育ては親にも余裕がないと難しいです。